「清華大生になった女性は『白富美(色白、裕福、美形)』に変身する」という謳い文句が、ネット上で話題になっている。清華大の一部の女子學生が、入學當時の自分と卒業間際の自分の畫像をネット上に公開したところ、「卒業時には『女神』に変身した!」とネットユーザーから驚きの聲が集まった。同校學生募集事務室も、これらの「ビフォーアフター」畫像を公式微博(ウェイボ―)で転送した。「間もなく到來する受験シーズンに備え、大學側はこれらの畫像を『學生募集PR』に利用しているのでは?」という疑いの聲も一部から上がっている。新京報が伝えた。
「ビフォーアフター」畫像を最初に公開したのは、清華大學航天航空學院修士課程の新卒生、林麗さん。同校學生募集事務室の職員は、今回のブームの経緯を思い出しながら、次の通り話した。
「林麗さんは6月14日ごろ、SNS人人網の自分のページに2枚の自分の寫真をアップした。1枚は2007年の大學入學當時のもの、もう1枚は卒業を控えた最近の畫像だ。入學當時の林麗さんは、やや淺黒かったが、修士課程卒業時には、『白富美』に変身していた。この変化に多くのコメントが寄せられ、大學の教員や學生の間で、『ビフォーアフター』寫真を公開するのが流行になった。」
「これらの女子學生の対比寫真は、清華のここ數年の変化や清華大生の風格が完成されるプロセスを如実に表している。學生募集事務室は、このことも考慮して、公式微博で數枚の寫真を転送した。」
「だが、これらの対比寫真がきっかけとなって、『清華大生になると白富美に変身』という話題がネット上でブレイクするとは全く想像だにしなかった。」
ネット上では、稱賛のほか、「學生募集PRが狙い」「お色気アピール」などの疑惑の聲も上がった。
清華大學學生募集事務室はこれらの疑惑に対して、「話題になっている『清華大生になると白富美に変身』という謳い文句は、すでに本來の意味とはかけ離れてしまった。林麗さんが『昔の自分』を曬したことが発端となって今の騒ぎが起き、畫像をアップした女子大生さらには大學全體に対する悪意的な憶測にまで発展したが、全く無意味なことだ」とコメントした。
また、同事務室は、公式微博「清小華」で、今回の騒ぎについて、「同校で數年間學生生活を送った後、女子學生の外見や気質に変化が生まれても、それほど驚くことではない。大學時代に最も重要なことは、立派な人格を確立することだ。清華大生と関わった誰もが、外側と內側の両方から発せられる素晴らしい清華のオーラを感じ取るよう願っている」と投稿した。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年6月17日