中國の王毅外交部長（外相）は4日、中國?アラブ諸國協(xié)力フォーラムの第6回閣僚級會議に出席するため訪中したイエメンのカルビー外相と北京で會談した。

　両外相は閣僚級會議の成功、フォーラムの整備強(qiáng)化、中國とアラブ諸國の協(xié)力水準(zhǔn)の引き上げについて共通認(rèn)識にいたった。

　カルビー外相は「中國はイエメンにとって信頼できる?yún)f(xié)力パートナーだ。中國はアラブ諸國に対して私利を図らず、互恵協(xié)力と伝統(tǒng)的親善の発展に真摯に盡力している。イエメンは最近中國で起きたテロ行為を強(qiáng)く非難する。それがいかなる勢力であろうと暴力によって政治的目的の達(dá)成を企てることは受け入れられない。テロ対策がイエメン?中國間だけでなく、アラブ諸國?中國協(xié)力の重要分野となることを希望する」と表明した。

　王部長は「イエメンは中國にとって西アジア?北アフリカ地域における誠実で信頼できる良き友人であり、両國民間には厚い伝統(tǒng)的友情がある。情勢がどう変化しようとも中國はこれまで同様にイエメンとの関係を発展させていく。中國はイエメン側(cè)が自ら主導(dǎo)する政治移行プロセスを支持し、國內(nèi)の安定を維持し、テロ勢力に打撃を與えるためにイエメン政府が講じる措置を支持する。中國?アラブ諸國を含む國際社會はテロ対策で協(xié)力すべきだ。引き続きイエメン経済の立て直しに積極的に參加し、イエメンが急いで必要とする各種人材を育成したい。イエメン側(cè)が的確な措置を講じて、イエメンにおける中國企業(yè)と中國人の安全を確保することを希望する」と表明した。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月5日