北京市第3回発明特許賞授與式がこのほど、北京會議センターで開かれた。フォードの「エンジン冷卻裝置用サブタンクとエンジン冷卻裝置」が、今回唯一特等賞を受賞した。科技日報が伝えた。
フォードの同発明は、高い経済的?社會的価値を持つ。同発明はエンジン冷卻裝置用サブタンクとエンジン冷卻裝置の新たな設計案を提供し、既存のサブタンクの技術的欠陥を改善し、冷卻裝置の性能を約20%高めた。また、エンジン內部の稼働環境の悪化に伴う過熱による使用壽命の短縮、エネルギー消費量の拡大、騒音の増加、排気ガスによる汚染の増加といった問題を解消し、1臺當たりの燃費を約5%改善した。同発明が大規模に普及されれば、車のパイプや部品などの數が35%削減されるほか、1臺當たりのコストを100元(約1630円)以上削減することができる。フォードは毎年60萬臺販売しているが、6000萬元(約9億7800萬円)以上のコストが削減される計算だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月22日