陝西延長石油集団と中國科學(xué)院大連化學(xué)物理研究所が共同開発した、ガソリン固定層超深度觸媒?吸著?脫硫総合技術(shù)（YD-CADS）が17日、北京で検収に合格した。この獨(dú)自の知的財産権を持つ新技術(shù)を利用すれば、中國は「國V」ガソリン品質(zhì)基準(zhǔn)を満たすクリーンなガソリンを生産できる。光明日報が伝えた。

　燃料油の排気ガス削減に向け、中國國家標(biāo)準(zhǔn)委員會はガソリン?ディーゼルオイルの硫黃含有量の基準(zhǔn)を「國III」基準(zhǔn)から「國V」基準(zhǔn)に引き上げ、10ppm以下とするよう求めた。しかし現(xiàn)在のところ、中國石油化工集団が海外の脫硫技術(shù)を?qū)毪筏郡韦虺⒅袊未蟀毪问途u會社は「國Ⅴ」基準(zhǔn)のガソリンを生産する技術(shù)を持っていない。

　同研究所が10數(shù)年を経て、陝西延長石油集団と共同開発した同技術(shù)はすでに実験に成功しており、石油製品の各指標(biāo)が「國V」基準(zhǔn)を満たした。

　専門家による審査委員會は、「同技術(shù)は獨(dú)自の知的財産権を持つほか、フローがシンプルで、技術(shù)が先進(jìn)的で、投資コストが低く、裝置?設(shè)備をすべて國産化できるため、中國のガソリンの超深度脫硫に特に適している。同技術(shù)の指標(biāo)は、世界の同類の技術(shù)と比較してもトップ水準(zhǔn)を示している。早急に実用化を?qū)g現(xiàn)し、普及を加速すべきだ」とした。

　同研究所の張濤所長は、「同成果は産學(xué)研連攜の成功モデルで、重要な模範(fàn)的作用を持つ」と指摘した。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語版」2013年12月19日