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吉林省公文書館、日本軍の中國侵略文書を公表

 2014年04月25日15:40
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 吉林省公文書館はこのほど、日本軍による中國侵略の罪証となる文書を公表した。これらの文書は日本軍が敗退時に廃棄が間に合わなかったもので、南京大虐殺、東條英機などA級戦犯、「慰安婦」、「731部隊」に関わる內容があり、大いに注目されている。

 吉林省公文書館歴史文書管理部の趙玉潔部長によると、これらの文書は日本の関東軍が撤退時に焼卻した文書の燃え殘りから発見されたもので、大変貴重だ。吉林省社會科學院日本研究所の郭洪茂所長によると、これらの文書は豊富な內容と重大な価値を備え、その學術的価値は研究の進展に伴い次第に明らかとなる。

 これらの文書には南京大虐殺に関わる資料もある。日本軍幹部の報告には、南京大虐殺の2カ月半內に南京の人口が113萬人から34萬5000人に減少したことが記録されている。南京大學の張生教授は「日本右翼は南京大虐殺の死者數を否定し続けてきた。南京大虐殺前後の2カ月半內に南京地區の人口は78萬5000人減少した。この減少には他の地區へ逃げた人も含まれるとはいえ、南京の人口が大幅に減少したことは爭う余地のない事実であり、南京大虐殺を証明する有力な証拠だ。しかもこの文書は関東軍によるものであり、日本軍が中國侵略時に犯した罪のより客観的な証明となる」と指摘した。

 吉林省公文書館は、これらの文書に関する取り組みを継続し、學界と協力して學術研究を行う方針だ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年4月25日

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