日本少林寺拳法青年代表団が「心の故郷」を訪問
日本の少林寺拳法グループの相談役である宗由貴氏は、「私たちの『心の故郷』は嵩山少林寺なので、少林寺拳法を學ぶ人は皆、嵩山少林寺に來たいと思っている。代表団の若者の多くが、來て本當に良かったと言っていた」とした。人民網が報じた。
9月6日、少林寺拳法グループの宗由貴氏が率いる青年拳士代表団の一行70人が河南省登封市にある嵩山少林寺を訪問して、少林寺常住院を見學したほか、少林寺の武僧のパフォーマンスを鑑賞したり、少林十三拳を體験したりした。
少林十三拳を體験する日本少林寺拳法青年代表団(撮影?張靖)。
少林寺拳法グループは、宗由貴氏の父親である宗道臣氏が1947年に香川県で設立した武術団體で、世界の40ヶ國?地域に普及し、道場がある。
少林寺の白衣殿の前で、代表団は少林寺の第30代住職?釈永信氏と記念寫真を撮影した。宗由貴氏によると、「父は白衣殿の壁畫を見て、ヒントを得た。それはインド僧と中國僧が楽しそうに技の練習をする姿が描かれている。それを見た時に衝撃を受け、日本に戻ってから、人を育てるための教育団體としての手段に武道を選び、日本人の好む武道を中國武術の考え方をミックスさせて、新たに「少林寺拳法」を作り上げた。そのため、少林拳とは少し異なるが、私たちが一番大事にしていることが少林寺にあるので、少林寺を『心の故郷』としている」という。
少林寺の白衣殿の壁畫(撮影?張麗婭)。
そして、「実際に來て、自分で見て、觸れて、人とも接して、感じたことは、やはりとても大きいと思う。直接會って、人と人が交流するのが一番」とし、「私も17歳の時から中國に來ているが、本當に來て良かったと思っている。同じように感じてくれる人が増えたらうれしい」とした。
中國を訪問した感想について、中京大學?少林寺拳法部の中村謙悟さんは、「日本には中國から伝わったものがたくさんある。中國に來るのは初めてだが、親近感がわいた」とした。同じく中國に來るのは初めてという國際武道大學の樋笠亮太さんは、「中國はとても大きい。首都空港は、東京ドームのように大きかった。中國人はとてもやさしく、僕たちを歓迎してくれた。想像していたのとは全然違った」とした。
少林拳のパフォーマンスを鑑賞する日本少林寺拳法青年代表団(撮影?張麗婭)。
少林寺拳法グループの青年拳士代表団は今回、中國人民対外友好協會の招待で訪中し、日本政府と中國政府との間で交わされた「青少年交流の強化に関する覚書」の枠組み下で、訪問交流を実施した。代表団は北京市や河南省に足を運び、中國の大學生と友好交流を展開したほか、名所舊跡や博物館を観光し、活力ある中國を體験した。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年9月24日
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