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【新職業】調飲師:中國伝統の茶文化をドリンクとしてオシャレにアレンジ

人民網日本語版 2024年07月24日14:31

中國緑茶の黃山毛峰や太平猴魁、祁門紅茶の発祥地である安徽省黃山市で今、「新中國スタイルのティードリンク」と呼ばれるオシャレなティードリンクがにわかに人気を集めている。新華社が報じた。

5月23日、新中國スタイルのティードリンクを味わう女性。

5月23日、新中國スタイルのティードリンクを味わう女性。

こうしたティードリンクを作る「調飲師」である汪蓀さんは、黃山市徳茗舍茶蕓職業訓練學校の校長だ。中國人的資源?社會保障部(省)がここ數年間に発表した新職業に名を連ねていた「調飲師」は、茶葉をベースに、フルーツやミルク、乳製品などを使って、カラフルで、オシャレ、かつ栄養価に富んだ様々な味わいのティードリンクを作り出すのがその主な仕事だ。

5月23日、生徒に「新中國スタイルのティードリンク」の作り方を説明する「調飲師」の汪蓀さん(寫真中央)。

5月23日、生徒に「新中國スタイルのティードリンク」の作り方を説明する「調飲師」の汪蓀さん(寫真中央)。

2021年、汪さんは新しいお茶のトレンドに乗り、黃山市において率先して、「新中國スタイルのティードリンク」の研究や普及を展開していった。

5月23日、お茶を淹れる調飲師の汪蓀さん。

5月23日、お茶を淹れる調飲師の汪蓀さん。

バーテンダーに著想を得た汪さんは、伝統ある黃山茶をベースにして、カクテルを作る道具を使って、茶とフルーツ、中醫薬、酒釀(米から作った中國の発酵食品)、氷などをブレンドし、香りや味わいに優れ、見た目もユニークなティードリンクを生み出していった。

5月23日、「新中國スタイルのティードリンク」の作り方を紹介する調飲師の汪蓀さん。

5月23日、「新中國スタイルのティードリンク」の作り方を紹介する調飲師の汪蓀さん。

5月23日、お茶を淹れる調飲師の汪蓀さん。

5月23日、お茶を淹れる調飲師の汪蓀さん。

「新中國スタイルのティードリンク」は、「90後(1990年代生まれ)」や「00後(2000年以降生まれ)」の若者を中心に、大人気となり、ティードリンクの作り方を學びたいとやって來る人も急増している。

5月23日、學生に「新中國スタイルのティードリンク」の作り方を教える調飲師の汪蓀さん(寫真中央)。

5月23日、生徒に「新中國スタイルのティードリンク」の作り方を教える調飲師の汪蓀さん(寫真中央)。

汪蓀さんは、「従來の淹れ方で作ったお茶よりも、若者はいろんな味わいで、ヘルシー、かつオシャレなティードリンクを好む。私たちが作る『新中國スタイルのティードリンク』はそんな若者の消費のトレンドにぴったり」と話す。

5月23日、黃山市屯渓區の茶館で新しいスタイルのお茶を楽しむ若者たち。

5月23日、黃山市屯渓區の茶館で新しいスタイルのお茶を楽しむ若者たち。

黃山市では今、ティードリンクブランドや商品が続々と登場し、消費者の間で人気となっている。

5月23日に撮影した「新中國スタイルのティードリンク」。

5月23日に撮影した「新中國スタイルのティードリンク」。

黃山市の「新中國スタイルのティードリンク」のパイオニアである汪さんは、「『調飲師』はチャンスとチャレンジが共存する新職業。『ティードリンク』は伝統的な中國茶がベースで、『調飲師』になるためには、まず伝統的な茶文化に関する知識をある程度積み重ねなければならない。伝統的な茶文化を継承すると同時に、テクノロジーを活用して伝統に新たな活力を注入し、現在のトレンドに合わせた新しい商品を作り続けなければならない」とした。(編集KN)

5月23日、黃山市屯渓區のドリンクショップでニュースタイルのティードリンクを作る店員。

5月23日、黃山市屯渓區のドリンクショップでニュースタイルのティードリンクを作る店員。

5月23日、學生に「新中國スタイルのティードリンク」の作り方を教える調飲師の汪蓀さん(寫真左)。

5月23日、生徒に「新中國スタイルのティードリンク」の作り方を教える調飲師の汪蓀さん(寫真左)。

「人民網日本語版」2024年7月24日

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