開通前の「深中通道」の夜景（撮影?劉大偉）。

広東省深センと中山を橋と海中トンネルで結ぶ「深中通道（深セン-中山ブリッジ）」が6月30日午後3時に正式に開通し、試験運用が始まった?！干钪型ǖ馈惯\営當局のデータによると、開通後1時間の通行車両數(shù)は延べ7000臺以上に達した。新華社が報じた。

開通初日の「深中通道」の西人工島區(qū)間を走行する車両（撮影?劉大偉）。

「深中通道」は、粵港澳大灣區(qū)（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構成される都市クラスター）の核心となる交通ターミナルプロジェクトで、全長は約24キロ。北にある虎門大橋とは約30キロ、南にある港珠澳大橋（香港?珠海?マカオ大橋）とは約31キロ離れており、設計時速は100キロで、片側4車線で、高速道路の技術基準に基づき建設されている。

深センと中山間の車での所要時間が2時間から約30分に短縮することになり、両地が「30分経済?生活圏」に組み込まれるようになった。

開通初日の「深中通道」の海底トンネルを走行する車両（撮影?劉大偉）。

7年の歳月をかけて建設された「深中通道」は、世界初となるコア材料やキーテクノロジー、中國の代表的な製品など15種類を研究開発し、世界最高レベルの記録を10件を打ち立てている。

建設が始まって以來、「深中通道」は、発明特許200件以上、業(yè)界の協(xié)會が授與する各種賞數(shù)十賞を獲得し、世界的にも高く評価され続けている。例えば、今年4月には、「橋」界のノーベル賞とも言われる國際橋梁會議(IBC)の「George S.Richardson Medal」を受賞した。また、「深中トンネル」は、「世界の代表的なトンネル?地下プロジェクトベスト50」にランクインした。

2021年9月22日に撮影した建設途中の「深中通道」（寫真提供?深中通道管理センター）。

広東省を流れる川?珠江周辺の交通ネットワーク構築において、重要な意味を持つ「深中通道」が開通したことで、車での所要時間が短縮しただけでなく、粵港澳大灣區(qū)の「相互接続」が重要な一歩を踏み出したことを意味しており、さらに多くの発展の活力が引き出されると期待されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月1日