今月5日に二十四節気の3番目「啓蟄」を迎え、萬物が蘇って、活気にあふれる頃となり、寒気の影響で一時的に気溫が下がっても、気溫の上昇という大きな流れが変わることはない時期となった。中國天気網によると、中國北方エリアでは今週後半から、気溫が急激に上昇しそうだ。今週後半には、北方エリアでは青空が広がって、空気は乾燥し、気溫が上がりやすくなる。週末にはその気溫が南方エリアを「逆転」する現象さえ起こる可能性があり、北方エリアの多くの地域で南方エリアを上回る暖かさとなりそうだ。北京日報が報じた。

具體的に見ると、今月7日から、華北エリアのほとんどの地域の最高気溫が10度以上となり、11日からは、さらに急上昇して気溫が上がりそうだ。東北エリア南部一帯の最高気溫も10度を超えるとみられている。

大都市を見ると、山西省太原市や北京市、天津市の気溫も今週中に15度程度にまで上昇しそうだ。また、11日には、河北省石家荘市や陝西省西安市、河南省鄭州市などで、今年最も暖かい1日となり、最高気溫が20度前後にまで上昇すると予想されている。

気象北京の予報によると、北京の來週の最高気溫は14度から17度となり、穏やかな風が吹き、春のムードが高まりそうだ。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年3月6日