中國中?東部の広範囲の地域で21日は強い雨や雪の予想
中國中央気象臺の予報によると、中國中?東部の広範囲の地域では現在も雨や雪が降り続いており、道路が凍結するなどの影響が生じ、雨や雪は今月21日に最も強まりそうだ。
北京は除雪作業に6萬3000人動員 「混雑時を避けて外出を」
(寫真提供?北京日報)
北京では20日夕方から雪が降り始め、午後5時から11時の間に、手のひらの半分ほどが埋まる7-8センチの積雪が観測された。
北京市都市管理委員會?環境衛生管理処の関係責任者によると、「今回の雪は北京市の北エリアよりも南エリアの方が降雪量が多く、豪雪となっている。現時點で、除雪作業などのために、作業員6萬3000人を動員し、車両約7630臺を投入している」という。
また北京市気象局は20日、道路凍結黃色警報(黃色、オレンジ色、赤色の3段階がある)を発令し、外出する際は、混雑する時間帯を避けたり、公共交通機関を利用したりするよう、市民に呼び掛けた。
河北省滄州市の各県(市)の平均降水量が7.6ミリに
河北省滄州市內では20日早朝から午後9時にかけて、降水量が16.2ミリに達した。滄州市に屬する各県(市)の平均降水量は7.6ミリで、最も多い粛寧國家観測所は16.7ミリに達した。
21日の日中は、雪のち曇りになると予想されている。
山西省では「雪あられ」も観測
ここ數日、山西省では、雪のほか、雪のように小さいながら氷の粒である「雪あられ」も降り、ネットユーザーからは「化學調味料とか、化學肥料みたい」や「塩粒に見える」といった聲が寄せられている。
山西陽泉市気象臺によると、降っているのは「雪あられ」で、固體降水粒子の一種で、上空で水蒸気が寒気とぶつかり氷の粒となり、雪の前、または雪と一緒に降ることが多いという。地域によって、「雪あられ」や「米雪」、「雪子」などと呼ばれているという。
新疆巴音郭楞蒙古自治州には砂嵐
今月16日午後から、新疆維吾爾(ウイグル)自治區巴音郭楞蒙古(バインゴリン?モンゴル)自治州には砂嵐が襲來し、20日の時點で、大気中に砂ぼこりが殘っており、庫爾勒(コルラ)市內の視界は目に見えて悪くなっている。また、強い寒気の襲來を受け、現地の最低気溫も氷點下14度まで下がった。気象當局は21日も庫爾勒市では砂嵐の影響が殘るため、外出する際は防風のほか、砂塵対策にも注意するよう呼びかけている。
江蘇省徐州市には凍雨、降水量は12.4ミリ
江蘇省の中でも、徐州市は今回の寒波の影響を最も早くから受けた地域の一つだ。現地の取材によると、20日午後4時頃から深夜にかけて凍雨が降った。気溫も大きく下がり、雨と雪が混ざるというのが今回の大きな特徴となっているという。大雪にはなっていないものの、凍雨が降ると濕度が高まり、気溫も低いため、市內の道路の路面には1-2センチの氷の層ができている。
そのため、徐州市の教育局は市內の全ての幼稚園や小學校、中學校を対象に、21日は休園?休校とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年2月21日
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