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日本で篆刻蕓術(shù)の魅力と中國伝統(tǒng)文化を伝える 篆刻家の沈強(qiáng)氏

人民網(wǎng)日本語版 2023年12月29日14:17

日本在住華人篆刻家の沈強(qiáng)氏は今年8月、日本の第40回記念産経國際書展の「理事優(yōu)秀賞」を受賞した。これは第40回記念産経國際書展で新設(shè)された賞で、沈氏は200顆近くの印で構(gòu)成された大型作品で、この賞初の受賞者となった。沈氏は1992年の留學(xué)時代にも第10回産経國際書展に応募し、産経國際大賞を受賞した経験がある。當(dāng)時の応募作品も篆刻印を組み合わせたものだった。沈氏は30年後に再び篆刻作品で受賞したことについて、「私が蕓術(shù)を?qū)Wんできた道に殘した足跡となった。日本での30數(shù)年にわたる日々がここに記されている」と述べた。人民網(wǎng)が伝えた。

第40回記念産経國際書展の授賞式で賞を授與される沈氏。(提供?取材対象者)

第40回記念産経國際書展の授賞式で賞を授與される沈氏。(提供?取材対象者)

父親である沈曾邁氏の影響と薫陶を受け、沈氏は幼い頃から書畫を?qū)Wんだ。中國の著名な書畫篆刻家である銭君匋に師事し、長年にわたり中國の伝統(tǒng)蕓術(shù)について研鑽を積んだ。80年代は留學(xué)がブームになった。自身の専門レベルをさらに高めるため、沈氏は1987年、中國と地理的に近く文化的に共通する日本に留學(xué)した。

人民網(wǎng)の取材に応じる日本在住華人篆刻家の沈強(qiáng)氏。(撮影?許可)

人民網(wǎng)の取材に応じる日本在住華人篆刻家の沈強(qiáng)氏。(撮影?許可)

沈氏は東京學(xué)蕓大學(xué)を卒業(yè)後、自身の特長を活かして書畫篆刻教室を開き、日本で中國の伝統(tǒng)文化を広めた。また、定期的に書畫篆刻の展覧會を催し、中日蕓術(shù)交流を促進(jìn)した。現(xiàn)在まで展覧會を100回以上行っており、観覧に訪れる日本人が後を絶たない。「蕓術(shù)は観察が必要。現(xiàn)地の人の心理と鑑賞の習(xí)慣を理解するべきだ。これは重要なことだと思う。蕓術(shù)の創(chuàng)作も『郷に入っては郷に従え』であるべきだ」と沈氏は言う。

沈氏の篆刻作品「龍騰虎躍」。(提供?取材対象者)

沈氏の篆刻作品「龍騰虎躍」。(提供?取材対象者)

多くの篆刻作品の中から選ばれたことについて、沈氏は「中國の伝統(tǒng)流派と個人の創(chuàng)作を結(jié)びつけ、獨自のスタイルを作り上げた」ためと感じている。書や絵畫にも通じている沈氏は、絵畫の要素を篆刻の文字に落とし込み、獨自のスタイルで日本人から好評を博している。沈氏は近年、これまであまり注目されてこなかった鳥蟲篆の研究を始めており、関連書籍の出版を計畫している。(編集YF)

「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月29日

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