ポテンシャルの大きな中國市場に目を付けた外國人スキーコーチが増加
12月中旬になると、吉林省は厳しい寒さとなるものの、スキーヤーの情熱が冷めることは全くない。今年、同省のスキー場では、金髪で、青い目の外國人コーチをたくさん見かけることができる。彼らは中國で活況となっているスキー市場に目を付けてやってきた外國人コーチたちだ。新華社が報じた。
12月11日、吉林市萬科松花湖リゾートでスキー板を片付けるルシアさん(撮影?顔麟蘊)。
スペイン?マドリードからやって來たスキーコーチのルシアさんは、スイスのあるスキースクールに所屬し、これまでに、スイスのほか、フランスやイタリア、スペイン、ニュージーランドなどのスキー場でコーチを務めてきた。そんな彼女は今年11月初め、本社から派遣され、初めて中國に來ることになった。
ルシアさんは、「中國にはたくさんのスキーヤーがいる。そして、専門のトレーニングを受けているスキーヤーも増えている。中國のスキー資源は極めて豊富で、スキー産業(yè)のポテンシャルが巨大」と話す。吉林省や河北省張家口市などの都市にはたくさんのスキー場がある。例えば、吉林省だけでも各種スキー場が75ヶ所あり、コースは319本に達している。
11月18日、スキーヤーで賑わう吉林市萬科松花湖リゾートのゲレンデ(撮影?許暢)。
ルシアさんは、「ここのコースはほぼ圧雪されているので、非圧雪のコースとは違った體験を楽しめる。圧雪されたコースなら、スキー板を操りやすく、カービングターンの練習に適している。また非圧雪のコースと比べると、圧雪されたコースはコブができにくい。ホテルや飲食店もスキー場のすぐ近くにあり、とても便利。また、いろんな斜度のコースがあるため、どんなレベルのスキーヤーでも楽しむことができる」としている。
ルシアさんのように外國からはるばる中國にやって來る外國人コーチが増えているほか、スキーを楽しむために中國のスキー場にやって來る外國人客もどんどん増えている。萬科松花湖リゾート市場部の責任者?黃鐘鋭さんによると、11月末にスキー場がオープンして以來、リゾート內(nèi)の西武王子ホテルを利用した米國やカナダ、日本、シンガポールからやって來た宿泊客は200人以上に達しているという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月28日
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