中國、2022年のR&D支出が3兆元を突破
國家統(tǒng)計局が18日に発表したデータによると、中國の2022年の研究開発(R&D)費は3兆元(1元は約20.2円)を突破し、前年比10.1%増の3兆782億9000萬元にのぼり、高い成長率を維持し新たな段階に入った。新華社が伝えた。
國家統(tǒng)計局社會科技?文化産業(yè)統(tǒng)計司のスタティスティシャンの張啓龍氏は、「不変価格で計算すると22年の中國のR&D費は前年比7.7%増で、第14次五カ年計畫(2021-25年)の『年平均7%以上増』という目標を上回った。中國のR&D費は1兆元から2兆元に上昇するまで8年間かかったが、2兆元から3兆元までは4年だけとなった。これはイノベーションを第一の原動力とし、イノベーション駆動発展戦略の実施を加速させる中國による近年の取り組みの成果を十分に示した」と述べた。
2022年の中國のR&D支出強度(R&Dの対GDP比)は前年比0.11ポイント増の2.54%で、成長率が過去10年で2番目に高かった。中國のR&D支出強度は世界13位になった。
統(tǒng)計データによると、企業(yè)の主體としての地位がさらに固まり、重點分野への支出が持続的に拡大している。企業(yè)の22年のR&D費の増加に対する寄與度は前年比4.6ポイント増の84%で、R&D費の増加を牽引する主な力となった。中國全土のR&D費に占める割合は同0.7ポイント増の77.6%だった。
基礎(chǔ)研究の支出に新たなブレイクスルーがあり、割合が上昇を維持した。22年の基礎(chǔ)研究費の成長率はR&D費を1.3ポイント上回り、高い成長率を維持した。総量で初めて2000億元を突破し、規(guī)模で世界2位となった。R&D費に占める割合は6.57%で、上昇の勢いを維持した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月19日
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