中國の孔鉉佑駐日大使はこのほど共同通信の単獨インタビューに応じ、中國共産黨第20回全國代表大會(第20回黨大會)の重要な意義と成果を説明したほか、中日関係や臺灣地區に関わる問題について質問に答えた。在日本中國大使館ウェブサイトが伝えた。
【記者】中國式現代化を推進する過程における中國の対日政策の方針は何か。
【孔大使】中國の対日外交政策は明確かつ一貫したものであり、特定の時期や個別の出來事によって変わることはない。我々は常に戦略的?長期的視點で中日関係を捉えており、歴史を鑑として未來に向かい、中日の善隣友好関係を発展させることを主張している。第20回黨大會報告は中國式現代化という理念を打ち出し、中國式現代化の5つの大きな特徴と本質的要請を明確にした。これは中國の國情と國民の期待に即し、時代の発展と進歩の潮流にも沿うものであり、人類による現代化の実現に新たな選択肢を提供した。外交分野にまで拡大すると、中國式現代化は必ずや世界の平和と安定の維持を力強く支え、日本を含む世界各國に大きな利益をもたらすものとなるだろう。
今年は中日國交正常化50周年であり、來年は中日平和友好條約締結45周年を迎える。両國関係は重要な歴史的節目にある。日本が中國と共に、中日間の4つの基本文書の諸原則を堅持し、両國首脳の重要な共通認識を指針とし、相互認識と正しい位置付けを確かめ、摩擦や溝を建設的に管理?コントロールし、より強固な政治的相互信頼を構築し、より積極的な政策基調を遂行し、より高水準の互恵?ウィンウィンを実現し、より強固な民意の支えを築き、力を合わせてより素晴らしい両國関係の未來を切り開くことを望む。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年12月5日