宇宙遠洋計測船「遠望3號」は8月22日午前9時頃に中國衛星海上計測制御部の埠頭をゆっくり離れ、任務海域の海上計測制御任務に向かった。科技日報が伝えた。
科學技術者は今回の出発前に、船內計測制御設備の全面的な検査?修理?テストを行った上、的を絞った任務の実働訓練をしっかりと展開し、順調な出航に向けて確かな基礎を固めた。
遠望3號は今年に入り、累計航海日數はすでに70日余りにのぼっており、有人宇宙船「神舟14號」の飛行任務を始めとする3回の海上計測制御任務を順調に行い、遠望號史上初となる1隻による100回以上の任務遂行、すべての任務成功という成果を上げた。
遠望3號は中國が獨自に設計?建造した第2世代宇宙遠洋計測船で、主にロケットの低中高軌道衛星?宇宙船及び宇宙ステーションなどの目標の海上計測制御?通信任務を擔當する。20數年にわたり遠洋航行を60回以上実施し、神舟、嫦娥、北斗を始めとする100回余りの海上計測制御任務を順調に行った。計測制御の成功率は100%に達した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年8月23日