このほど、中國が獨自に研究開発し、世界をリードする新型高速鉄道車両「復興號」の高速総合検測車が線路上を走行した。4月21日に山東省済南市から河南省鄭州市までを結ぶ高速鉄道の河南省濮陽から鄭州までの區間で、線路上を単獨車両で走行する時速435キロ、列車がすれ違う際の相対速度は時速870キロを実現し、高速鉄道車両の線路上とトンネルですれ違う際の相対速度の世界記録を更新した。中國新聞網が伝えた。
中國國家鉄路集団有限公司の関係責任者によると、この新型高速鉄道車両「復興號」の高速総合検測車は中國が獨自に研究開発したエディ?カレント?ブレーキ、カーボンセラミック?ブレーキディスク、永久磁石牽引システム、アクティブコントロールパンタグラフなど9件の新技術を採用し、4両の動力車と4両の客貨車による8両編成となっており、高速鉄道の安全性と信頼性、効率性、経済性を強化し、全體の性能を世界トップレベルにまで高め、中國における複數の技術的な「空白」を埋めている。(編集TG)
「人民網日本語版」2022年4月24日