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スマホに依存すると歯ぎしりの原因にも?

人民網日本語版 2021年03月22日10:54

英紙「デイリー?メール」のサイトは15日、600人を対象にした研究で、スマホにSNSアプリが入っていないと落ち著かなかったり、スマホを多用することで歯ぎしりの回數が増え、不眠癥にも陥りやすいことが明らかになったと伝えた。科技日報が伝えた。

報道によると、イスラエル?テルアビブ大學の研究者は、スマホを使用している人を、大多數のアプリがインストールされた一般的なスマホを使うグループとSNSを含めほとんどのアプリが削除されたスマホを使うグループの2つに分けて、比較分析を行った。

研究者がこの2つのグループの睡眠の習慣やスタイルを比較したところ、スマホを使う回數が多いほど、下あごが痛くなったり、歯ぎしりをしたり、夜中に目が覚めたりする可能性が大きくなることが分かった。

研究によると、一般的なスマホのユーザーの4分の1は日中に歯ぎしりをしていたのに対して、SNSアプリなどがインストールされていないスマホのユーザーの同割合は6%にとどまった。また、一般的なスマホのユーザーの20%は、「夜眠れない」、または「夜中に目が覚める」狀態だった。睡眠時間が少ないだけでなく、歯ぎしりも多くなり、一般的なスマホのユーザーの29%が下あごの痛みを訴え、痛みの程度も深刻だった。それに対し、SNSアプリなどがインストールされていないスマホのユーザーの同割合は14%だった。

研究者の分析によると、18—35歳のボランティア被験者のうち、スマホをよく使う45%の人は、定期的にスマホをチェックしている。研究者は、「一般的なスマホのユーザーは、スマホのメッセージやスレッド、通知などが常に気になっているからだ」と指摘する。

同研究論文の作者であるルビン博士は、「これによりスマホ依存が深刻化する悪循環が生じ、『友達の輪』に入りそこなうことを心配し、ストレスや不安を感じる原因にもなる。もちろん、技術の進歩に賛成し、スマホ技術やSNSアプリなどにも反対しない。しかし、スマホを使う回數は制限したほうがいい」との見方を示した。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年3月22日

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