遼寧省大連市では1月6日、広い範囲で大雪が観測された。その日撮影されたある1枚の寫真がネット上で話題になった。
吹き荒れる風と大雪の中、物資を運ぶ教職員と學生ボランティア
寫真に寫っていたのは防護服に身を包んだ教職員と學生ボランティアが、物資を満載した三輪車を一緒に押し、大雪のなか、向かい風をものともせず進んでいく様子だった。
三輪車に積まれた防疫物資
大連海洋大學では、大雪で道路が非常にスリップしやすくなってしまい、防疫物資を運搬する車両が正常に走行することができなくなってしまった。そこで、教職員と學生のボランティアたちが、吹雪のなか、三輪車を押して防疫物資を運んだ。彼らは、一歩一歩三輪車を押しながら前進し、全ての學生寮に物資を送り屆けた。(編集KM)
つまづき転んでも、立ち上がり押し続ける教職員と學生ボランティア
大學の封鎖措置が講じられてから、學生たちはそれぞれの寮で自己隔離を行っている。1日3度の食事や生活物資、防疫物資はすべて、教職員と學生で構成されたボランティアチームが統一して配送している。
支え合い助け合って物資を學生たちに送り屆ける教職員と學生ボランティア
「人民網日本語版」2021年1月7日