2021年は中國共産黨建黨100周年であり、第14次五カ年計(jì)畫の始動する年でもある。中國が新たな時(shí)代において新たな発展段階に入るのにともない、中國の特色ある大國外交は新たな道を邁進(jìn)していくことになる。（人民日報(bào)コラム「和音」掲載）

2020年を振り返ると、中國外交の最大のハイライトとなったのは「オンライン首脳外交」だ。習(xí)近平國家主席は大國の指導(dǎo)者としての世界的な視野と使命感をもって、オンライン形式で各國首脳や國際組織のトップらと87回にわたる會談や電話會談を行い、重要な二國間?多國間活動に22回出席して、世界の新型コロナ対策のために団結(jié)?協(xié)力の旗を打ち立て、世界経済に力強(qiáng)い回復(fù)への自信を與え、グローバル?ガバナンス體制の改革に明確で実行可能な方向性を指し示した。

新たな道において、中國は引き続き首脳外交がリードする形で、主要な大國との関係の安定的発展を推進(jìn)し、周辺國及び発展途上國との団結(jié)?親善を強(qiáng)化し、國際?地域協(xié)力を深め続け、國際社會と共に人類運(yùn)命共同體の構(gòu)築という偉大なプロセスを推進(jìn)する。國家レベルでは、中國はさらに多くの友好的パートナーと二國間の運(yùn)命共同體を構(gòu)築しつつある。地域規(guī)模では、各國はすでに周辺運(yùn)命共同體、アジア太平洋運(yùn)命共同體、中國ASEAN運(yùn)命共同體、中國アフリカ運(yùn)命共同體、中國アラブ運(yùn)命共同體、中國?中南米運(yùn)命共同體の構(gòu)築について共通認(rèn)識に至っている。世界的規(guī)模では、中國側(cè)はサイバー空間、核安全保障、海洋などの運(yùn)命共同體、及び人類衛(wèi)生健康共同體の構(gòu)築を提唱し、前向きな反応を得ている。2021年は中露善隣友好協(xié)力條約調(diào)印20周年、上海協(xié)力機(jī)構(gòu)（SCO）創(chuàng)設(shè)20周年、中國ASEAN対話関係構(gòu)築30周年であり、中國アフリカ協(xié)力フォーラムの新たな會議も開かれる。中國はこうした重要な節(jié)目を契機(jī)に、引き続き人類運(yùn)命共同體の構(gòu)築推進(jìn)に力を入れていく。

新たな道において、中國は開放と協(xié)力の質(zhì)をさらに高め続け、質(zhì)の高い「一帯一路」（the Belt and Road）共同建設(shè)を後押しし、大規(guī)模な市場優(yōu)位性と內(nèi)需の潛在力を充分に発揮し、自身の発展によって世界の経済回復(fù)を推進(jìn)し、中國の発展によるメリットを各國とより多く分かち合っていく。地域的な包括的経済連攜（RCEP）協(xié)定の早期発効?実施を後押しし、中國EU投資協(xié)定の早期調(diào)印を目指し、環(huán)太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進(jìn)的な協(xié)定（CPTPP）への參加を積極的に検討する。

新たな道において、中國はグローバル?ガバナンスの変革に主體的に関與し、引き続き多國間主義の理念を?qū)g踐し、各國と力を合わせて様々な世界的試練に対処し、より公正で合理的なグローバル?ガバナンス體制の構(gòu)築を後押しする。國連の創(chuàng)設(shè)時(shí)加盟國及び國連憲章の最初の署名國として、中國は一貫して國連の事業(yè)を支持しており、多國間問題への積極的な関與を日増しに深めている。2021年は中國の國連における合法的議席の回復(fù)から50年の年にあたるほか、世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）への加盟から20年となり、中國は「生物多様性條約」第15回締約國會議を開催する。中國は引き続き多國間主義を発揚(yáng)し、グローバル?ガバナンスの整備と世界的な試練への対処に新たな、そしてより多くの貢獻(xiàn)をしていく。

2021年に目を向けると、世界各國の人々は苦難を共に切り抜け、手を攜えて前進(jìn)することを一層必要としている。國際情勢がいかに激しく変化しようとも、中國は確固として平和?発展?協(xié)力?ウィンウィンの旗印を高く掲げ、平和?発展?公平?正義?民主?自由という全人類共通の価値を堅(jiān)守し、揺るぎなく各國の人々と共に人類運(yùn)命共同體の構(gòu)築に盡力し、平和が永続し、普遍的に安全で、共に繁栄し、開放的?包摂?shù)膜恰ⅴ戛`ンで美しい世界の構(gòu)築に盡力していく。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月5日