雲南省文物考古研究所は11日、同省麗江市玉竜ナシ族自治県大具郷為都村の中學校のグラウンド建設現場から古墳群が出土したことを明らかにした。考古學関連當局による実地調査の結果、この古墳群は春秋戦國時代のものであると初期鑑定された。この墓地では、分層式埋葬の風習が確認されており、雲南省では初めて発見されたという。中國新聞網が伝えた。
現時點で、考古學関連當局がクリーニング作業を完了、もしくは現在クリーニング作業中の古墳は計59基あり、墓のタイプは長方形?円形?不規則形竪穴式土坑墓?石棺墓の計4種類が確認されたという。
驚いたことに、この墓地の各墓坑は、分層式埋葬という特徴を呈しているうえ、一層ごとに1~2體の遺體が埋葬され、その周囲には二次埋葬された遺骨が複數見つかった。雲南でこのような埋葬風俗の墓地が発見されるのは今回が初めてとなる。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年8月13日