米軍のC40A輸送機が9日臺灣上空を通過したとの報道について、國務院臺灣事務弁公室の朱鳳蓮報道官と外交部(外務省)の華春瑩報道官がそれぞれコメントした。
國務院臺灣事務弁公室の朱鳳蓮報道官は「米軍機の臺灣上空通過は、我が國の主権?安全?発展上の利益を損ない、國際法と國際関係の基本準則に違反する、不法行為であり重大な挑発事件だ。我々はこれに強い不満と斷固たる反対を表明する。民進黨當局は外部勢力と結託して中國の主権と安全を侵害し、臺灣海峽の平和と安定を破壊し、島內民衆の安全と幸福に災いをもたらした。我々はこれを激しく非難する」とした。
外交部の華春瑩報道官は「米側のこの行為は國際法と國際関係の基本準則への重大な違反であり、中國側は斷固として反対し、激しく非難する。我々は米側に対して、『一つの中國』原則と中米間の3つの共同コミュニケの規定を順守し、こうした不法で挑発的な行為を直ちに止めるよう促す。中國側は必要なあらゆる措置を講じて、國家の主権?安全?発上の利益を斷固として守る」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年6月12日