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北京のPM2.5は7年連続で低下 年平均値が初めて50以下に

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2020年01月09日10:23

北京市生態(tài)環(huán)境局は先週、2019年大気汚染対策の結(jié)果を発表した。2019年、北京市のPM2.5(微小粒子狀物質(zhì))の年平均濃度は1立方メートルあたり42マイクログラムで、2018年の1立方メートルあたり51マイクログラムから9マイクログラム下がり、2013年に観測(cè)を初めて以來(lái)の最低値となった。しかも2019年の年間を通して、北京市では深刻な汚染日がなく、重度の汚染日は4日しかなかった。

北京市環(huán)境保護(hù)モニタリングセンターの劉保獻(xiàn)主任は、「北京でPM2.5の年平均濃度が1立方メートルあたり50マイクログラム以下になるのは初めてで、2019年は『一級(jí)優(yōu)』の日數(shù)が明らかに増加し、50%を上回った。大気質(zhì)が明らかに改善されたのは、主に次の三つの面によるものだ。一つは全市の努力、二つ目は地域の協(xié)働的な有害物質(zhì)排出削減、三つ目は気象條件が例年より良かったことだ」と語(yǔ)った。

清華大學(xué)環(huán)境學(xué)院の試算?分析によると、北京の大気質(zhì)改善は約7割が二酸化炭素排出削減によるものだ。清華大學(xué)環(huán)境學(xué)院の賀克斌教授は、「これは長(zhǎng)期的な対策の結(jié)果で、産業(yè)構(gòu)造やエネルギー構(gòu)造の調(diào)整、石炭による汚染に対する対策、砂ぼこりによる汚染に対する細(xì)やかな管理、さらには車(chē)からガソリン、道路に至るまで全面的に自動(dòng)車(chē)による汚染への対策を行ったことによる」と指摘した。

ただ、北京市生態(tài)環(huán)境局大気環(huán)境処の李翔処長(zhǎng)は、「大気汚染対策は一番厄介な問(wèn)題に取り組むという難しい段階に入っている。つまり、手を付けやすいことはもうやってしまったということだ。殘っているのは全て手を焼く難題ばかりだ。この段階では、汚染の深刻化を抑制するためのマージナルコストが増大し、難度もますます高くなっていくだろう」との見(jiàn)方を示している。(編集AK)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年1月9日

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