「中國の気候変動対策の政策と行動2019年度報告」が27日に発表され、國務院新聞弁公室が記者発表會で説明を行った。今年で11年目となる年次報告書は、気候変動の緩和、気候変動への適応、計畫策定と制度建設、基礎能力、社會全體の広範な參加、世界の気候変動対策への積極的參加、國際協力?交流の強化、國連気候変動枠組條約第25回締約國會議での基本的立場と主張などをカバーし、2018年以降の中國の気候変動対策分野の政策行動と活動狀況を全面的に反映し、中國の積極的な気候変動対策の成果及び最新の進展を示している。
年次報告書はこうした成果の具體的內容を全面的に反映し、大きく次の6つにまとめた。
▽気候変動緩和の取り組みを全面的に推し進めた。2018年に全國の炭素排出量は持続的減少を維持し、溫室効果ガス排出量の急速な増加という局面をほぼ転換した。
▽気候変動適応の取り組みを段階的に実施した。農業、水資源、森林、海洋、人體の健康、防災?減災などは、気候変動適応の面で積極的進展を得た。
▽気候変動対策の體制?制度を整備し続けた。気候変動対策と生態環境保護の取り組みの統合的調整を強化し続け、國家気候変動対策及び省エネ?排出削減事業指導グループの活動制度を整備し、指導グループが統一的に指導し、主管當局に管理を一本化し、各當局が連攜し合い、各地方が全面的に參加するという気候変動対策の制度をほぼ形成した。