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シーサンパンナ熱帯植物園、クモの新種が発見

人民網日本語版 2019年06月12日13:33

中國科學院動物研究所が11日に明らかにしたところによると、中國のクモ分類學者はシーサンパンナ熱帯植物園內で、非常に獨特なクモの新種「先導板蟹蛛」を発見した。科技日報が伝えた。

中國科學院動物研究所の昆蟲分類學専門家の林業傑氏によると、この新種は自分が中國科學院シーサンパンナ熱帯植物園東エリアの林の中で見つけたものだ。外見が非常に美しく、メスの頭は爪2枚分ほどの大きさで、體長は約13センチ。色が鮮やかで、背中に斑點があり非常に可愛らしい。オスは小ぶりで、背中に赤とピンクの模様がある。熱帯で最もクールな生物の一つと言える。

シーサンパンナ熱帯植物園は中國の植物収集?展示の重要拠點であり、動物研究の本拠地でもある。國內の多くの研究チームが園內でサンプル採取を行っている。中國科學院動物研究所無脊椎動物學研究グループの李樞強研究員が率いるチームは、過去十數年にわたり園內でクモ分類學の研究に従事し、數十萬のサンプルを採取し、300種以上の新種を発見した。シーサンパンナ熱帯植物園內では700種以上のクモが明確に記録されている。林氏は「シーサンパンナ植物園の小島で生息するクモの種類は、英國全體よりも多いほどだ。ここはクモの天國と言える」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年6月12日

  

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