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魯迅の足跡をたどる 仙臺市の魯迅故居跡と東北大學片平キャンパス

人民網日本語版 2019年01月30日16:52
魯迅の足跡をたどる 仙臺市の魯迅故居跡と東北大學片平キャンパス
當時魯迅が下宿していた場所である「魯迅故居跡」(撮影?木村雄太)。

宮城県仙臺市は中國の作家?魯迅のゆかりの地としても有名だ。魯迅は官費留學生として來日し、東京の留學生教育機関である弘文學院で學んだ後、1904年に仙臺醫學専門學校に入學した。そこで今回は仙臺で魯迅の足跡をたどってみた。人民網が伝えた。

仙臺醫學専門學校に入學した魯迅が當時下宿していた場所には現在「魯迅故居跡」という石標が立てられている。下宿先の建物の明確な位置は記録として殘っていないが、その敷地內であったことが分かっているという。私有地のため、建物の中に入ることはできないが、そのたたずまいから當時の雰囲気を感じ取ることができる。

魯迅が通っていた仙臺醫學専門學校のそばには第二高等學校があり、その二校があった場所は現在、東北大學片平キャンパスとなっている。同キャンパス內には「魯迅先生像」が設置されており、その隣には魯迅が通っていた仙臺醫學専門學校の記念碑が立っている。

また、同キャンパスには魯迅が授業を受けていた場所である「階段教室」が殘されている。1904年の建築後、改修?移築が行われたが、當時の面影を感じさせる歴史的なたたずまいを今も殘している。この教室で幻燈機を通して、日露戦爭に関する時事的幻燈畫を見た魯迅は、歐州列強の脅威を目の當たりにし、醫學の道を進むのを止め、人々の精神を変えるために文學の道を志すこととなった。(文?木村雄太)

「人民網日本語版」2019年1月29日


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