中日両國のスピードの違いは、企業(yè)に反映されているだけでなく、従業(yè)員にも反映されている。中國の従業(yè)員の契約期間は1～2年が一般的だが、日本ではこういった短期の契約は少ない。これは両國の従業(yè)員の考え方や目標(biāo)に関係があるのかもしれない。中國の従業(yè)員の中には自分の店をもつことを人生の目標(biāo)にしており、その夢をかなえるために店でノウハウを勉強している人がいる。日本の従業(yè)員は店をよくしよう、労働環(huán)境をよりよくしたいと考える傾向がある。

▽中國事業(yè)を始めた頃とこれからの野望

髙村総経理の初の海外進出は、ゼロからのスタートというわけではなかったが、その道のりは決して順風(fēng)満帆ではなかった。中國事業(yè)を始めた當(dāng)初は、さまざまな手続きが必要で、両國の間をしばしば往復(fù)して必要な書類を整えなければならなかった。そして、施工の段階では、実際の出來具合と設(shè)計図とが一致せず、オープンは予定より2ヶ月も遅れた。

髙村総経理は、「オープンが2ヶ月遅れたため、日本からもってきた資金がほとんどなくなってしまった。でも査証（ビザ）の手続きがあって、手元にパスポートがないので日本に帰ることもできず、同僚と2人は1週間を100元（約1722円）でどうやって暮らすか頭を悩ませたりした」と笑顔で當(dāng)時を振り返った。

髙村総経理は、「印象に殘ったのはその頃に遭遇した困難ばかりだった。自分はプレッシャーをエネルギーに変える性格だからだ」という。

だがオープン當(dāng)初こそさまざまな困難にぶつかったが、オープンしてからは経営は順調(diào)だった。立地の良さや顧客をしっかりつかまえたことで、「だよね?！股虾５辘膝`プンから2ヶ月で黒字を達(dá)成した。髙村総経理は今後の計畫について、「上海に第2號店を開く。將來は上海にとどまらず、中國の他の都市にも進出したい」と展望を語った。