「未來の新興5ヶ國（BRICS）は色あせることなく、純度をますます高めていく」。商務(wù)部（商務(wù)省）國際貿(mào)易経済協(xié)力研究院學(xué)術(shù)委員會の張建平副委員長は28日、國務(wù)院新聞弁公室で行われたブリーフィングでこのように述べた。當(dāng)日は、中國國際経済交流センターの張燕生首席研究員も同席し、BRICSメカニズムのチャンス、課題、見通しを説明した。

BRICSメカニズムが構(gòu)築されてから10年が経ち、新興5ヶ國の経済規(guī)模が世界に占める割合は10年前の12％から23％に上昇し、世界の経済成長への寄與度は50％を超えた。張首席研究員は、「（9月に福建省廈門＜アモイ＞市で開催される）BRICS首脳會議に導(dǎo)かれて、BRICSメカニズムは第2の黃金の10年間に足を踏み入れるだろう」と予想する。

張副委員長はメディアが注視する「BRICSは色あせた」との見方について、「BRICS各國の目下のグローバル経済成長への寄與度は、量の増加の面では52％に達(dá)し、米國や日本などの先進(jìn)國の寄與度をはるかに上回る。BRICSの國內(nèi)総生産（GDP）が世界に占める割合はこれから10～20年間はゆるやかに上昇する見込みで、動態(tài)プロセスをみると、BRICSの協(xié)力の『純度』はますます高まるはずだ。今後、BRICS各國間の雙方向の貿(mào)易取引や雙方向の投資ニーズは非常に大きい」との見方を示した。

張首席研究員は、「BRICSメカニズムは10年の歩みがあるが、今なお発展の初期段階にある。今年のアモイでの首脳會談を通じて、BRICSの協(xié)力の深化へ新たなエネルギーを注入するようともに努力し、グローバルガバナンスの改善にあたらなソリューションを提供し、グローバル経済成長の促進(jìn)のために新たな寄與を行えるようになることを非常に期待する」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月30日