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外交部、インドは「ブータン保護」を名目に中國領土を侵犯

人民網(wǎng)日本語版 2017年07月07日17:01

外交部(外務省)の耿爽報道官は6日の定例記者會見で「インド側が今回もめ事を引き起こした目的は、いわゆる『安全保障上の懸念』を口実に、いわゆる『ブータン保護』を名目に掲げ、越境しての中國領土の侵犯に大義名分を與えることだ」と表明した。

【記者】インド外務省は先日、中國側の最近の道路建設活動が安全保障上の深刻なリスクをインドにもたらしたとする聲明を発表した。中國側はこれにどう応じるか。

【耿報道官】中國側による自らの領土での道路建設は主権國家の正當な行為であり、合法で理に適っている。いわゆる中國側の道路建設がインドに安全保障上のリスクをもたらしたとの口実は非常に馬鹿げている。

インド側が今回もめ事を引き起こした目的は明確であり、いわゆる「安全保障上の懸念」を口実に、いわゆる「ブータン保護」を名目に掲げ、過去雙方共に承認した條約の畫定したシッキム區(qū)間の境界を橫暴にも越えて、全く係爭のない中國の洞朗地域に進入し、洞朗地域で係爭をつくることにより、中國ブータン両主権國家による國境交渉を阻止、牽制することだ。

中國側には外交的方法で問題を平和的に解決する意思があり、國境地域の平和?平穏を重視してもいるが、越境したインド側人員の無條件撤収が全ての前提だ。

中國側は洞朗地域がかねてより中國に屬し、一貫して中國側の有効な管轄下にあり、係爭は存在しないことを繰り返し強調してきた。中國とブータンの國境交渉は1980年代から始まり、現(xiàn)在までに24ラウンド行っている。両國はまだ正式に國境を定めていないが、國境地域の現(xiàn)狀などについて基本的な共通認識がある。中國側はブータンとの協(xié)定を一貫して厳格に遵守している。同地域での中國側の活動は協(xié)定に違反せず、現(xiàn)狀を破壊してもいない。(編集NA)

「人民網(wǎng)日本語版」2017年7月7日

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