英市場調査會社カンター?マーティンの世界ブランドランキング(BrandZ)にグーグルが世界で最も価値あるブランドとして選ばれ、中國IT大手のテンセントが初めてトップ10入りを果たした。新華社が伝えた。
トップ5はいずれも米シリコンバレー企業。2位から5位までは、アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック。テンセントはAT&T、Visaに続く8位にランクインした。
同ランキングは數百萬人の消費者を対象とする調査と、各社の財務狀況から導き出される。同ランキングによると、トップ5にランクインしたブランドはトップ100にランクインしたブランドのブランド価値の4分の1を占めるという。
アマゾンの株価は5月30日、一時1000ドル(1ドルは約109.5円)の大臺を突破し、ブランド価値が41%上昇した。これは人工知能スピーカー「Echo」によるものだ。
テンセントのブランド価値は27%上昇し、株価は今年以來40%以上も上昇している。テンセントの株価は先ごろ世界トップ10入りを果たし、米エネルギー大手のエクソン?モービルに続いた。
グーグルとアップルがこれまで、同ランキングの首位を占めてきた。グーグルは2007年から10年まで、そして2014年に首位になった。アップルは2011年から13年までと2015年。グーグルは昨年、この栄冠をアップルから奪った。グーグルの親會社、アルファベットの株価は5日午前の取引で、一時1000ドルを超えた。
同ランキングの順位の変化は、シリコンバレーの技術系企業の株価高騰を反映している。同ランキングの技術系企業のブランド価値は昨年13%上昇。小売はアマゾンとアリババのけん引を受け14%上昇。
フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット(4社の略稱は「FANG」)の株価は今年に入ってから先月末まで、約30%高騰している。S&P500種指數は今年、約9%上昇している。
今年の同ランキングで、ブランド価値の上昇率が最も高かったのはアディダスで、58%。アディダスはカニエ?ウェストやベッカムなどの有名人を採用し、ライバルのナイキから市場シェアを奪った。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月7日
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