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2017年9月8日  
 

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「日本當(dāng)代文化思想の翻訳集」が刊行 反戦訴える日本人の聲

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2017年05月12日16:51

中國(guó)社會(huì)科學(xué)院外國(guó)文學(xué)研究所の研究員?許金龍氏が編集を擔(dān)當(dāng)し、中國(guó)と日本の著名な學(xué)者からなる専門家チームと上海訳文出版社が企畫(huà)した「當(dāng)代日本文化思想の翻訳集」(全5巻)がこのほど刊行された。同書(shū)には、中國(guó)語(yǔ)に翻訳された大江健三郎や奧平康弘、沢地久枝、三木睦子、井上ひさし、小森陽(yáng)一、高橋哲哉などの日本の作家、學(xué)者の著述が収められており、中國(guó)人が日本で起きている大きな変化や日本の右翼が庶民の心を捉えることはできていないこと、平和を願(yuàn)う庶民の聲などを理解する助けとなる。人民日?qǐng)?bào)海外版が報(bào)じた。

日本が戦爭(zhēng)を永久に放棄し戦力を保持しないと定めた第9條を含む日本國(guó)憲法の改訂を阻止するために、日本の護(hù)憲派の作家9人で2004年に結(jié)成された「九條の會(huì)」など、日本には戦爭(zhēng)に備えて軍事力を拡大することに反対する平和的な勢(shì)力が終始存在しており、日に日に聲を高めている保守的な右翼勢(shì)力とたゆまず戦っている。「九條の會(huì)」は現(xiàn)在、100萬(wàn)人以上の會(huì)員を抱えている。しかし、正義のための彼らの戦いは、中國(guó)ではほとんど知られていない。今回刊行された翻訳集は、中國(guó)の読者が彼らの聲を理解する窓口となるだろう。ノーベル文學(xué)賞受賞作家である大江健三郎が執(zhí)筆した、アメリカ軍の基地が數(shù)多くある沖縄に目を向け、本土とは、日本人とはなにかを見(jiàn)つめなおす「沖縄ノート」、「九條の會(huì)」のメンバーが右翼勢(shì)力に提訴された狀況を記した「記録?沖縄『集団自決』裁判」、井上ひさしの広島の原爆をテーマにした反戦戯曲「父と暮らせば」、思想史研究者?子安宣邦の日本の近代民俗や文化、中國(guó)文化の研究に立腳し、精神的な角度から思想と態(tài)度の変化を分析する「日本近代思想批判」、大江健三郎ら著名な左翼支持者の講演や談話をまとめた「いま、憲法の魂を選びとる」などの作品は、「あまり知られていない正義」の聲を代表している。そこには、歴史を反省し、民族の精神を探求し、庶民の生活を紐解く正義が詰まっている。(編集KN)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年5月12日

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