太平洋津波警戒?減災システムのための政府間調整グループ(ICG/PTWS)南中國海エリア作業チーム第6回會議がこのほど、上海市で開かれた。同會議はデータ共有、南中國海エリア津波警戒センターの実用化、地域津波警戒研修などの重要な決議を採択した。中國の國家海洋局が設立を擔當する南中國海エリア津波警戒センターが、年末にも実用化に向け試験運用を開始する見通しとなった。新華社が伝えた。
南中國海周辺の各加盟國は同會議で、ビッグデータの共有を拡大し、南中國海エリア地震津波コア観測ネットワークを構築し、南中國海エリア津波警戒?減災システムの建設支援に用いることで合意した。また各國がデータ共有に用いる地震?水位観測所リストを作成し、今後の同エリアにおけるデータ共有の指導に用いることになった。同會議ではまた、中國が南中國海エリア地震水位データ共有プラットフォームを構築し、各加盟國にデータ共有サービスを提供することを決定した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月16日
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