北京市、天津市、河北省、山西省、內(nèi)蒙古(モンゴル)自治區(qū)、山東省、河南省の2市4省1區(qū)の主要な指導(dǎo)者が2月28日、北京に集い、大気汚染の面で際立っている問題の対応策をめぐって意見を交換した。これは、中國の北京、天津、河北省、及びその周辺地域の大気汚染予防?対策協(xié)力グループの第9回會議のことを指している。同會議で中國環(huán)境保護(hù)部(省)の陳吉寧?部長は、「今年、微小粒子狀物質(zhì)PM2.5の年間平均値を1立方メートルあたり約60マイクログラムにするという目標(biāo)を達(dá)成しなければならない」とし、「そのために努力を続ければ、目標(biāo)達(dá)成できる」と自信を見せた。
中國國務(wù)院は2013年、大気汚染の問題解決のための「大気汚染予防?対策行動計畫」を発表した。同計畫は、17年までに中國全土の地級市(省と県の中間にある行政単位)以上の都市の微小粒子狀物質(zhì)の濃度を12年比で10%以上低下させ、大気の質(zhì)が「優(yōu)良」の日の日數(shù)を年々増加させるという目標(biāo)を明確に掲げている。この目標(biāo)を達(dá)成するべく、中國は今年、さまざまな対策を?qū)g施する。
冬に暖を取るために燃やす石炭による汚染の解決がカギとなっている。今年、2市4省1區(qū)では、石炭燃焼や自動車、生産、工事現(xiàn)場などから発生するホコリなどが原因の大気汚染を改善するための一連の対策実施強(qiáng)化のほか、植樹も行う。また、中國國家エネルギー局は複數(shù)の當(dāng)局と「中國北方地方の冬季のクリーン暖房計畫」の策定を進(jìn)めており、9の調(diào)査研究グループが北方地方における調(diào)査研究を終わらせている。
大気汚染の大きな原因の一つである3.5トン以上の大型ディーゼル車に関して、交通部(省)は特別プランの策定を計畫し、北京市?天津市?河北省の運(yùn)輸構(gòu)造を最適化し、鉄道による運(yùn)送の割合を増やし、17年10月末までに、天津港の石炭の中継輸送を全てインターモーダル鉄道輸送に調(diào)整し、今後は陸路による石炭の輸送の受け入れを停止する。また、今年の早い時期に3.5トン以上の大型ディーゼル車を?qū)澫螭恕⑹袃?nèi)を走る環(huán)狀高速道路?六環(huán)路の走行規(guī)制実施する計畫の北京をサポートし、北京に入る同車両が迂回するよう誘導(dǎo)する。
今年は監(jiān)督?検査を強(qiáng)化し、透明性を促進(jìn)し、「環(huán)境保護(hù)」と偽ることができないようにする業(yè)務(wù)が重要になる。同會議に先立って、環(huán)境保護(hù)部(省)の監(jiān)督?検査では、操業(yè)停止を裝って、実際には生産を続けているケースが多く摘発された。陳部長は同會議で、1ヶ月にわたる監(jiān)督?検査の結(jié)果、2月27日までに18の監(jiān)督?検査グループが自治體や関連の機(jī)構(gòu)、企業(yè)など計2152ヶ所を検査し、1043の問題が発見されたことを明らかにした。環(huán)境保護(hù)部は今後、北京?天津?河北省、及びその周辺地域を約3200のネットワークに區(qū)分し、衛(wèi)星と地上をシンクロし、監(jiān)督?検査の細(xì)分化を行う。また、北京は、政権の最高指導(dǎo)機(jī)関の環(huán)境保護(hù)監(jiān)督?検査のスタイルを參考にして、市全體をカバーする監(jiān)督?検査を?qū)g施するとしている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月6日
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