春節(jié)（舊正月、今年は1月28日）まであと二日。年越し用品を揃えるためのバタバタムードも大詰めを迎えている。今年は、どのようなフレッシュな年越し用品が人気となっているのだろう？阿里巴巴（アリババ）が24日に発表した「2017中國年越し用品ビッグデータ報(bào)告」は、今月5日から11日までの阿里巴巴が実施した「年越し用品祭」の統(tǒng)計(jì)をまとめており、人気となった商品を明らかにしている。北京晩報(bào)が報(bào)じた。

年夜飯（大晦日に家族で食べる年越し料理）に欠かせないのが「お酒」。報(bào)告によると、年越し用品の販売において、お酒の販売量が、おやつ?ナッツと米?小麥?乾物に次ぐ3位に入っている。年越し用品報(bào)告によると、お酒の購入量が最も多かったのは酒豪で知られる貴州省だった。しかし、お酒を購入している女性だけを見ると、最も多かったのは北京。トップ10には、竹を割ったような性格の女性が多い中國東北地方や、誠実で率直な性格の女性が多い西南地方が半數(shù)以上を占めた。

これまで、年越し用品の中では常にトップだったのは食品だったものの、今年はその「勢(shì)力図」に変化が生じている。北京の人は飲食よりも、生活の質(zhì)を重視しているようで、最も人気の商品は「空気清浄機(jī)」だった。阿里巴巴のプラットホームでは今年、この類の商品の販売量が前年同期比256％増となった。空気清浄機(jī)の販売臺(tái)數(shù)が最も多いのは北京で、その數(shù)は2位の四川省の4倍近くに達(dá)している。

年越し用品の購入が人々の春節(jié)に対する期待を示しているとすれば、正月ムードが最も濃いのは広東省だ。報(bào)告によると、注文數(shù)を見ると、広東省の購買力が中國全土でトップ。以下、浙江省、江蘇省、上海市、山東省と続き、北京は6位となっている。

年越し用品の中でも輸入品だけを見ると、北京の人々の購買力は2位にまで上昇する。統(tǒng)計(jì)によると、省によって人気になっている輸入品もさまざまで、広東では日本や韓國の腕時(shí)計(jì)、浙江省では紙おむつや健康食品、上海ではコーヒーが人気になっているのに対して、北京では輸入物の臺(tái)所用品が人気になっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年1月26日