天津市無形文化遺産保護(hù)センターは2010年から現(xiàn)在までに天津市の無形文化遺産の伝承者や関連する技法の熟練者92人への緊急措置的なインタビューを行っていることを明らかにした。調(diào)査対象には北京?天津の國家級無形文化遺産の代表的な伝承者16人、市級無形文化遺産の代表的な伝承者20人が含まれているという。新華社が伝えた。
天津市無形文化遺産保護(hù)センターの楊文?副センター長は「當(dāng)センターは調(diào)査を通して、2010年から高齢の伝承者に関する記録作成を始めた。調(diào)査を進(jìn)めていくにつれ、記録作成の範(fàn)囲は徐々に拡大し、天津市の無形文化遺産プロジェクトに関係する多くの伝承者や熟練者にも緊急措置的なインタビューを行っている。調(diào)査では彼ら個人の経歴を縦の時間軸、その文化遺産の発展を橫の時間軸として記録している。同時に、調(diào)査対象の記録をより鮮明なものにするため、伝承者たちの生活にもスポットを當(dāng)てた密著取材や、同無形文化遺産史料の撮影による複製を行っている」と紹介した。
楊文?副センター長によると、調(diào)査した92人のうち、75歳以上の高齢者が47人で、現(xiàn)在までに5人が亡くなったという。インタビュー時間は一人あたり平均3時間ほどで、インタビューは合計で約400時間、撮影した寫真は5000枚に上った。
また、楊文?副センター長は「伝統(tǒng)文化の興廃は年齢という大きな壁に直面しており、熟練者がいなくなり、技術(shù)が失われることを防ぐために、伝承者に関する情報の記録を完成させなければならない上、一刻の猶予も殘されていない。そのため、急ピッチで記録作成を行い、後世に貴重な史料をできるだけ多く殘したい」とした。(編集YK)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年12月28日
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