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2016年11月30日  
 

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人民網日本語版>>中日フォーカス

中國、日本のアニメーション映畫ブームとなっているワケは?

人民網日本語版 2016年11月28日09:54

「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」や「君の名は。」が中國で間もなく封切られる。同2作品を含めると、今年、中國で公開となった日本のアニメーション映畫は、過去最高の9作品となる。この數はすでにハリウッドのアニメーション映畫を超えた。では、日本のアニメーション映畫はなぜこれほど中國で人気になっているのだろう?業界関係者は、強固なベースと、數十年かけて構築してきたブランド力を武器に、日本のアニメーション映畫は海外でも大ヒットしているだけでなく、ハリウッド大作にも影響を與えていると分析している。斉魯晩報が報じた。

數十年かけてブランド力構築

今年、中國大陸部では、映畫の興行収入の増加ペースが鈍化したものの、公開された日本のアニメーション映畫の數は過去最高となった。ドラえもん、聖闘士星矢、ONE PIECE、ちびまる子ちゃんなどのキャラクターは、中國の日本の漫畫ファンによく知られ、次々と中國の映畫館で公開している。

既に上映終了、または現在上映中の日本のアニメーション映畫7作品のうち、「NARUTO -ナルト-」、「ドラえもん」、「ONE PIECE FILM GOLD」の興行収入は1億元(約16億円)を超えた。一部のハリウッド大作に比べると、見劣りする數字ではあるものの、日本のアニメーション映畫は製作費が安いことを考えると、良い成績を収めたといえる。公開數が過去最高となったほか、中國で初公開となった「ドラゴンボール」や「NARUTO -ナルト-」、「ONE

PIECE」などの人気アニメは、中國の日本アニメのファンたちをも興奮させた。

日本アニメーション映畫が注目されていることは、數十年かけてブランド力が構築されてきたことと大きな関係がある。その典型的な例が、今月25日に中國で封切られた劇場版「名探偵コナン」シリーズの20作目「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」。劇場版「名探偵コナン」の20周年記念作品でもあり、シリーズ最高となる興行収入67億円の大ヒットを記録した。同シリーズは1997年から、毎年4月に公開されている。15年6月の時點で、同シリーズの興行収入は累計600億円を超え、動員數も累計4000萬人を超えた。


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