國家國防科技工業(yè)局月探査?宇宙プロジェクトセンターは23日、中國初の火星探査機と火星ローバーのデザイン?構(gòu)造図を公開した。新華網(wǎng)が伝えた。

公開された寫真を見ると、火星ローバーには4枚の「翼」、すなわちソーラーパネルが搭載される。中國初火星探査任務(wù)プロジェクト火星探査機チーフデザイナーの孫沢洲氏によると、月面ローバー「玉兎號」と同じく、火星ローバーのエネルギー源は太陽光だ。火星は日照が弱く、火星の大気も日差しを遮る効果があるため、火星ローバーのエネルギー供給は月面ローバーよりも困難だ。そのため火星ローバーは玉兎號より「翼」が2枚増えることになったという。

孫氏によると、火星ローバーの設(shè)計上の耐用期間は火星の3ヶ月で、設(shè)計上の重量は200キログラム以上。火星の特殊環(huán)境に適応するため、火星ローバーは形狀記憶複合繊維、アルミニウム炭化ケイ素、ハニカム構(gòu)造など多くの材料によって製造される。探査機には全火星リモートセンシングカメラ、火星地下淺層構(gòu)造探査レーダーなど13臺の科學(xué)裝置が搭載され、火星の地形、土壌、環(huán)境、大気、水?氷の分布、力の場、內(nèi)部構(gòu)造を探査する。

中國初の火星探査火星探査任務(wù)プロジェクトチーフデザイナーの張栄橋氏は「火星は地球から最も遠い時で4億キロメートル離れる。中國は2020年に初の火星探査で、周回?著陸?探査という3つの目標(biāo)を一度の探査で実現(xiàn)する。これは前代未聞のチャレンジで、かつてないほどの課題を抱えている」と指摘した。

中國初の火星探査任務(wù)は年初に立案されており、2020年の7、8月に海南省の文昌衛(wèi)星発射センターから「長征5號」ロケットを使い、火星探査機を地球―火星遷移軌道に送り込む。火星探査機は約7ヶ月飛行した後に火星に入り、周回?著陸?探査という3つの目標(biāo)を一度に実現(xiàn)する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月24日