2011年、32歳になる崔建為さんは「崔漸為」と名を改め、アイスクリーム店創(chuàng)業(yè)の道を歩み始めた。新華網(wǎng)が伝えた。
彼のアイスクリーム店「鮮果會(huì)」の1號(hào)店が北京語言大學(xué)內(nèi)の食堂にオープンし、現(xiàn)在も営業(yè)中だ。彼が考える最も素晴らしいアイスクリームを作り出すため、いかなる添加物も使用しないことを貫き、最も新鮮な原材料を選んでいる。アイスクリームの原材料である牛乳の品質(zhì)を保証するため、彼とパートナーは北京農(nóng)學(xué)院と提攜して昌平區(qū)に高水準(zhǔn)の牧場(chǎng)を建設(shè)し、80頭余りの乳牛を飼っている。「客が食べるのは搾りたての牛乳で製作したアイスクリームで、アイスクリームの原材料の各水準(zhǔn)はEU基準(zhǔn)よりも優(yōu)れている。これこそが私が求めていたものだ」という彼はフルーツジャム、フルーツジュースなど2次加工した食材の使用を拒み、ナッツでさえ生の物を直接買い付け、自分で煎って製作する。小売業(yè)者を通さず、元から食材を探すことで、品質(zhì)を高めているが、コストはあまり増えてはいない。
2015年に新たなブランド「野人牧坊」を設(shè)立した崔さんは、北京以外の太原、天津などで店をオープンさせている。新鮮さを追い求めるために崔さんは時(shí)間帯の供給という方法に拘るようになった。時(shí)間帯に応じて異なる味を提供し、作りたてを販売する。味の選択肢は少なくなるが、客は最も新鮮なアイスクリームを味わえる。彼は、「食べ物は新鮮でなければ品質(zhì)は語れず、味と食感に影響する」と話す。
2007年、イタリアでアイスクリームと出會(huì)った崔さんは現(xiàn)地でアイスクリーム職人のアンジェロ?ピエール?ベルジェザンブラーノ氏と知り合った。アイスクリーム製作技術(shù)と経験を彼から學(xué)び、この食べ物が猛烈に好きになった。崔さんはアンジェロ氏自身の伝統(tǒng)手工蕓職人特有の気質(zhì)に大きな影響を受けている。創(chuàng)業(yè)から今まで、崔さんはずっと自分の理念を貫き通し、自身が最も好きな食べ物を作ることで、自分の理想を?qū)g現(xiàn)させる。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月27日