シャングリラのチベット族の伝統(tǒng)的な結(jié)婚式に迫る

人民網(wǎng)日本語版　2016年03月15日10:24

神と目上の方々に拝禮したあと、新郎新婦と家族が一緒に酥油茶（チベットを中心としたアジアの遊牧民族の間で飲まれる茶飲料）を飲む。間もなく実家を離れるにあたり、涙を抑えきれなくなった新婦。チベット族の伝統(tǒng)裝飾品で新婦を飾る。新婦の姪っ子が衣服を整理している。新婦を迎えに行く儀式が始まる。新婦一家は盛裝をして祝福の歌を歌いながら、家の大黒柱に向けてハダという白い布を捧げる。大黒柱はチベット族の伝統(tǒng)的な住居で一番大きな柱で、家族の「大黒柱」を象徴している。新郎が新婦を連れて家の門をくぐる。親戚たちが新婦の嫁入り道具を持ち迎えの列に続く。午前7時、新郎の介添人たちはチベット族の伝統(tǒng)的な盛裝をして新婦を迎えに行く。新郎の家の前まで來ると、新郎のいとこが婚禮の車の前に跪き、新婦の到著を迎える。チリや埃を取り払うという意味を持つ。現(xiàn)地の伝統(tǒng)と信仰に沿って、新郎と新婦は手を繋いで白い塔を回る。新郎の介添人たちは米を攜え、赤砂糖と酒が載った皿を持って新婦を迎えに行く。五穀豊穣、家內(nèi)安全を意味している。來賓客に酒を勧める新婚夫婦。

チベット族の若者斯諾羅傑さん（29）が3月13日、自身の故郷である雲(yún)南省デチェン?チベット族自治州シャングリラ市で伝統(tǒng)的なチベット族の結(jié)婚式を執(zhí)り行った。同日午前7時過ぎ、彼の花婿介添団たちが新婦を迎に行くためシャングリラ市建塘鎮(zhèn)林都村へ出発した。新婦の桑傑卓瑪さん一家が伝統(tǒng)的なチベットの歌を歌う中、新婦は正式に新郎の家に嫁ぐこととなった。中國新聞網(wǎng)が伝えた。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月15日

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