スペインのESADEビジネススクールが外國人観光客500人を対象に実施した調査によると、外國人観光客にとっては、値段より、信頼感、效率、安全のほうが重要であることが分かった。回答者の71%は、旅行先を選ぶ際、「もてなしやサービスのクオリティ」がカギとなると答えた。國別では、もてなしや接客態度などに最も敏感なのは中國人観光客。以下、ロシア人観光客、フランス人観光客と続いた。參考消息がスペインメディアの報道を引用して報じた。
報告作成者の一人であるESADEのバリス教授は、「安価な料金は、サービスの善し悪しを図る唯一の材料ではない。もてなしや効率、サービスの速さなども観光客にとって重要な要素」と指摘する。
スイスのグローバル?ブルー社の研究によると、中國人観光客一人當たりの店1軒での平均消費額は1000ユーロ(約12萬4000円)。中國人観光客のスペインの店における年間寄與率は、歐州連合(EU)の非加盟國からの観光客の60%を占めている。
グローバル?ブルー社は、中國人観光客は他の國からの観光客より、旅行中に受ける対応を重視していると強調している。スペインの企業にとっては、中國で自社を直接PRするように、旅行會社などのネットワークに入ることが大切だ。その他、スペインの企業は、中國人観光客の文化習慣を尊重し、相手の目をじっと見ることやボディタッチなどは避けたほうが良い。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月2日