中共中央臺(tái)灣工作弁公室、國(guó)務(wù)院臺(tái)灣事務(wù)弁公室の張志軍主任は4日、両岸の指導(dǎo)者である習(xí)近平氏と馬英九氏が7日にシンガポールで會(huì)談し、両岸関係の平和的発展の推進(jìn)について意見(jiàn)交換することを明らかにした。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

　両氏の會(huì)談は両岸関係の重大なブレークスルーであり、臺(tái)灣の將來(lái)の大陸政策に対してプラスの誘導(dǎo)力を持ち、両岸関係の性質(zhì)を世界が認(rèn)識(shí)するうえで確かな座標(biāo)を築く。

　張主任は「今回の會(huì)談は『両岸指導(dǎo)者』の立場(chǎng)と名義で行われる。これは雙方の協(xié)議によるものであり、両岸の政治的溝が未解決の狀況下で1つの中國(guó)の原則に基づき行われた実務(wù)的な取り決めだ。習(xí)近平、馬英九両氏は互いに『さん』と呼ぶ。これは世界の重大な指導(dǎo)者の會(huì)談において獨(dú)特の風(fēng)格ある場(chǎng)景だ。

　こうした実務(wù)的なセッティングは問(wèn)題を一時(shí)的に棚上げするが、今後の問(wèn)題克服に向けて新たな空間を開(kāi)くものだ。臺(tái)灣問(wèn)題を総括すると大きく3つの方向性がある。1つは現(xiàn)狀維持、1つは統(tǒng)一、1つはいわゆる『臺(tái)灣獨(dú)立』だ。現(xiàn)狀維持は漠然としており、両岸関係が永久に代わらない『現(xiàn)狀』であることはあり得ず、変化しないことはない。どのように変化するかは推力により決定される。『臺(tái)灣獨(dú)立』の推力は臺(tái)灣內(nèi)部の極端な勢(shì)力に過(guò)ぎず、その一時(shí)的勢(shì)力拡大は歴史的真実性を備えない、泡沫的なものだ。相反する推力は大陸の高まり続ける全體的実力だけでなく、島內(nèi)のプラスの主體的力も備え、世界も両岸の接近を評(píng)価し、この大きな趨勢(shì)に順応している。

　習(xí)総書(shū)記の政治的気迫は両岸と世界に深い印象を與えた。両岸指導(dǎo)者の會(huì)談という長(zhǎng)らく待ち望まれていたことが、習(xí)総書(shū)記の最初の任期に実現(xiàn)した。この気迫は中華民族の偉大な復(fù)興が最も重要な時(shí)期にたゆまず重要な歩みを踏み出し続けるうえで希望だ。われわれは馬氏が両岸指導(dǎo)者の會(huì)談へと歩むことに拍手するべきだ。馬氏の任期はまだ7カ月ある。馬氏の任期內(nèi)に『92年コンセンサス』は堅(jiān)持され、両岸の協(xié)力は繁栄する。馬氏が任期內(nèi)に臺(tái)灣內(nèi)部のガバナンスで大きな論爭(zhēng)にさらされようとも、こうした両岸関係の前向きな要素の臺(tái)灣の路線へのプラスの影響は馬氏の任期を遙かに超え、黨內(nèi)の複雑な政治を超える可能性が高い。臺(tái)灣のグリーン陣営は習(xí)総書(shū)記と馬氏の會(huì)談に早くも反対の聲を挙げている。だが彼らは米國(guó)を含む全世界が支持する歴史的會(huì)談に反対していることを明確に認(rèn)識(shí)するべきだ。このような過(guò)激主義が世界の大きな潮流の中で生きながらえることはありえず、最終的に唾棄される運(yùn)命にある」と述べた。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年11月5日