北京の故宮博物院の東長房で28日夜、文化創(chuàng)意體験館がオープンした。來場者は、「タイムスリップ」し、清の時代の宮殿で暮らしていた皇帝たちの生活を體験できるほか、「貯蔵品」をテーマにしたお土産を購入することもできる。この先1ヶ月間は、各商品に、その背後にある物語が説明された名刺ほどの大きさの説明書きが付いてくる。また、故宮博物院は同日、iPad向けのアプリ「清代皇帝服飾」をリリースした。新華網(wǎng)が報じた。

故宮博物院の最終部分に設(shè)置されている文化創(chuàng)意體験館は、シルク館、服飾館、生活館、映像館、木蕓館、陶磁館、展示館、紫禁書苑の8つの展示ホールからなっている。今回リリースされた「清代皇帝服飾」は、清代の冠服、アクセサリー、宮廷絵畫など、故宮博物院の代表的な貯蔵品を、「禮服」、「吉服」、「常服」、「戎服」、「行服」、「便服」などの項目に分けて紹介している。ユーザーは、皇帝が身に付けていた服を詳しく知ることができる。

故宮博物院の単霽翔?院長は、「當(dāng)博物院は、文化クリエイティブ産業(yè)の発展と進(jìn)歩に力を入れている。日に日に高まる精神文化に対する需要を満たすと同時に、文化財を活かすための手段でもある。故宮に保存されている文化財に新たな命を吹き込み、豊富な故宮文化の寶を一層、魅力あふれ、生き生きとした方法で、社會一般に公開したい」と説明している。

「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月30日