長い首で知られるキリンだが、哺乳類では睡眠時間が一番短い動物でもある。一日の平均睡眠時間はたったの30分だという。英紙「デイリー?ミラー」の報道を引用し、環球網が伝えた。
野生のキリンにとっては、一刻も警戒心を緩めないことが大切であるため、一度に數分間しか寢ないのが一般的だ。人工飼育されるキリンの場合は、一日に4-6時間の睡眠が取れる。ほとんどのキリンは橫になって寢るが、高齢のキリンの中には立ったまま寢るものもある。「デイリー?ミラー」はその珍しい寢姿も公開した。
また、長い首が地面に屆きにくいため、水を飲むことはキリンにとって大きな悩みとなる。水を飲む場合、両足を大きく開き、ちょっと恥ずかしいポーズで腰を下ろして飲むしかない。しかし、このポーズのキリンは逃げにくいため、天敵のライオンに見つかったら非常に危ない。このためキリンは主に植物から水分を取り、直接水を飲むのは數日に一回だという。(編集SC)
「人民網日本語版] 2015年8月26日