現地時間13日夜、ミラノ萬博南京ウィークで、「雲錦ファッションショー」が成功裏に開催された。ミラノの政界、経済界、ファッション界の500人以上のゲストが鑑賞。ファッションショーは、南京市の伝統絹織物「雲錦」と、南京の山?水?都市?林、中國の伝統文化?蕓術を融合させ、東洋の古のファッションを表現した。1000年の歴史を持つ雲錦が、ミラノという世界のファッションの都で輝きを放った。南京日報が伝えた。
南京の雲錦は中國の伝統的な絹織物で、約1600年の歴史を持つ。色鮮やかで光沢を放ち、雲や霞のように美しいことから、この名がついた。雲錦は中國のシルク技術の真髄を凝縮した、中國のシルク文化の輝かしい結晶だ。雲錦は歴代の絹織物の優秀な伝統を継承し発展したもので、中國の絹織物技術の最高水準を示す。1日に1寸しか生産できないことから、「寸錦寸金」とも呼ばれている。雲錦は、世界で最も高価な生地だ。
ミラノのファッションデザイナーは、「素晴らしく、忘れがたいショーだった」と振り返り、雲錦ファッションショーを高く評価した。「南京の雲錦と、その他の歴史ある無形文化財を世界のファッション界に結びつける新たな実踐は、悠久な歴史と文化を継承し、伝統技術の未來の発展の実現可能なルートを示した。東洋?西洋のより多くの技術が融合し、革新を実現することに期待する」。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月17日