長江経済ベルト內の稅関特殊監督管理エリア間で保稅貨物を中継輸送する必要に応じるため、上海稅関はこのほど道路輸送と鉄道輸送とが連攜した新型の陸上輸送ルート「通関移動回廊」をうち出した。新モデルは目下、順調に運営が行われている。試算によると、新モデルによって長江経済ベルト內の稅関特殊監督管理エリアは、毎年それぞれ數億元(1元は約16.7円)から數十億元の輸送コスト節約になるという。
現在、上海稅関が中心となり、長江経済ベルトの南京稅関、杭州稅関、寧波(ニンポー)稅関、合肥稅関など直屬の12稅関が協力して、稅関のエリア內通関一體化に向けた改革の具體的プランの研究?検証作業が急ピッチで進められている。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年8月1日