上海交通大學公共関係研究センターや上海交通大學社會調査センターがこのほど、「2014年中國大學生消費行為?ブランド認知調査報告」を発表。大學生は主に生活費を両親や親族、友人に頼り、女子大生の出費は男子學生よりも多いことが明らかになった。また、食費が大學生の出費の半分以上を占め、以下、日用品、衣類、交際費と続いた。中國青年報が報じた。
上海交通大學人文蕓術研究院の謝耘耕?副院長によると、同調査は中國の33都市(21省、4直轄市、4自治區、香港)の大學123校の學生を対象に実施され、約1萬2千件の有効回答が得られた。中國政府が重點的に投資する「211プロジェクト」や「985プロジェクト」の指定校がほぼ調査の対象に入っている。
同調査結果によると、1カ月あたりの支出について、回答者の40.0%が「501-1000元(約8266-1萬6500円)」、37.0%が「1001-1500元(約1萬6516-2萬4750円)」、11.4%が「1501-2000元(約2萬4766-3萬3000円)」、3.7%が「2001-2500元(約3萬3016-4萬1250円)、3.9%が「2500元以上」と答えた?!?00元(約8250円)以下」は、4.0%にとどまった。
男女別にみると、「1001-2500元」と答えた女子大生の割合が54.5%だったのに対し、男子學生は49.2%と、女子大生のほうが支出が多かった。ただ、「2500元以上」の高額支出となると、男子學生4.1%、女子大生3.7%と男子學生のほうが多かったのは注目に値する。
また、専攻學科別に見ると、文系の學生の1カ月當たりの支出が、理系、工業系、農業系、醫學系などの學生より多く、「1501-2000元」、「2001-2500元」、「2500元以上」の割合はそれぞれ14.3%、4.7%、5.5%だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年6月19日