中國國家海洋局が17日に明らかにした情報によると、有人潛水艇「蛟竜號」の水面支援システムの引き渡し作業が、このほど中國國家深海基地管理センターで正式に始まった。蛟竜號の試験的応用航行の順調な実施を保証することになる。中國科學報が伝えた。
水面支援システムは、蛟竜號がその機能を発揮するために必要で、主に試験母船「向陽紅09」、母船に搭載される投入?回収システム、その他の新たに取り付けられる補助設備によって構成される。同システムの開発および事前補修などの作業は、中船重工第701研究所が擔當している。
関連部門は今年5月20日までに、水面支援システムの引き渡し作業を完了する。蛟竜號の試験的応用航行中の投入?回収システムの操作、點検?メンテナンス作業は、中國國家深海基地管理センターが擔當する。
中國國家深海基地プロジェクトの建設は4280萬元(約7億620萬円)の投資を完了しており、陸地の主要単體建設物の基礎建設がすでに始まっている。港灣の浚渫、帯狀基礎の石除去などはすべて完了している。ケーソン基礎は全體の70%を完了している。プロジェクト全體は2014年末に竣工?検収の運びとなる見通しで、2015年に使用開始となる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月18日