國家海洋局は17日、中國の第30次南極科學考察隊がこのほど南極半島海域の海洋総合調(diào)査任務を完了し、南極調(diào)査船「雪竜號」に乗り組んで中國南極の中山基地に到著したと明らかにした。今回の南極半島海域の調(diào)査成功により、南極海洋の長期観測ネットワークが構(gòu)築され、南大洋斷面の総合観測における空白が補われただけでなく、2015年以降に中國の南極調(diào)査を陸地から南大洋地域全體に拡大するための基盤が固められた。光明日報が伝えた。
今回の調(diào)査では様々なサンプルが得られた。そのうち物理海洋グループは33カ所でのCTDによる水の採取に成功。海洋化學グループはサンプル3000點以上を採取し、406點以上を分析した。海洋生物グループはオキアミのサンプル8點を採取し、また航行中に高速で葉緑素や溫度、塩分濃度といったパラメータの測定に成功した。海洋底生物グループは6回にわたる三角網(wǎng)での底引き作業(yè)を行い、最大で100キログラム以上の海底生物サンプルを獲得。地球物理グループは合計8件の探知任務を完了し、業(yè)務量にして約1045キロメートルの任務を行った。海洋地質(zhì)、海洋微生物生態(tài)學、オキアミ資源調(diào)査分野で多くのサンプルを採取した。(編集YH)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年2月18日