中國科學院?中國工程院の2013年院士追加選考の結果が19日に発表された。中國科學院は53人、中國工程院は51人の院士を追加した。人民日報が伝えた。
中國科學院の53人の新院士は、391人の候補者の中から選出された。平均年齢は54歳で、60歳以下が85%を占めた。最年少者は中國科技大學の謝毅氏(45)で、無機化學を専門としている。新院士のうち、數學?物理學専門は9人、化學専門は9人、バイオ科學?醫學専門は9人、地理學専門は10人、情報技術科學専門は7人、技術科學専門は9人となった。今回の追加選考により、中國科學院の院士の在籍者數は750人となった。
また米國、フランス、デンマーク、イスラエル、ブラジル、インドの外國人科學者9人が今年、中國科學院の外國人院士に選出された。そのうちノーベル賞受賞者が1人含まれる。これにより、中國科學院の外國人院士は72人となった。
中國工程院の51人の新院士は、560人の候補者の中から選出された。そのうち最年長者は有人潛水艇「蛟竜號」の総設計者、船舶設計?製造の専門家、77歳の徐キ南氏(キ=くさかんむりに己)で、最年少者は48歳となった。平均年齢は56.9歳で、60歳以下が82.4%の42人に達した。51人の新院士のうち、大學からが21人、研究院(所)からが14人、企業からが11人、管理部門からが5人となった。中國工程院院士は、計807人に達した。
また中國工程院は6人の外國人院士を選出した。そのうち米國人が4人、オーストラリア人が1人、デンマーク人が1人となった。今回の追加選考により、中國工程院の外國人院士が計45人に増加した。
中國科學院?中國工程院の院士追加選考は、2年毎に実施される。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月20日