2005年4月、連名譽主席は、國民黨の主席として初めて大陸部を訪問した。北京大學で演説を行い、「臺灣両岸が協力して世界中のマネーを集めようではないか。近い將來、私達は必ず『相乗効果』を獲得することができる。『ウィンウィン』だけではなく、実際には全ての関係者が利益を得ることができるのだ」と提案した。僅か數年で、この名講演は、言葉の上だけのものから、実際の産業における実例となった。
林総裁は、「現在、小米製スマホは臺灣で、公式サイトでのオンライン直販や通信キャリアとの提攜による相互補完式販売モデルなどの方法で市場に出回っており、ずっと好調な販売成績を上げてきた。昨年臺灣を訪れた際、桃園空港から臺北市街地へ向かうタクシーで、運転手が『小米ファン』であることを知った。彼は、目的地に到著するまでずっと、自分や妻がずっと『紅米』の愛用者であることを延々と話してくれた」と笑いながら語った。
統計データによると、2013年末の時點で、小米製2Sスマホの臺灣での販売臺數は10萬臺を上回り、2013年12月に現地でリリースされた紅米は、數々の「秒殺(発売後、瞬時に商品が売り切れること)」記録を作った。また、小米製スマホの大陸部での販売臺數も急増、海外のその他地域での発売準備も進められている。林総裁は19日、微博(ウェイボー)上に、シンガポールでの発表會の畫像をアップすると同時に、3月7日にシンガポールで「紅米」の発売を開始すると宣言した。
林総裁は、「臺灣が持つ世界最先端のハイエンド製造技術との緊密協力という革新モデルによって、1年もたたないうちに、競爭が激化する臺灣市場で、土臺のしっかりした成功経験を得ることができた。小米は、これからのグローバル経営に向けた最高の戦略を確立しつつある」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年2月21日