日本メディアの報道を総合すると、日本では19日、沖縄県名護市辺野古地區(qū)に約400人が集まり、日本政府による米軍普天間基地の辺野古移設(shè)に抗議する集會を開いた。

　集まった人々は辺野古の海岸や海上で「移設(shè)反対」の聲を上げた。同県宜野灣市から來たという參加者は、普天間の危険なものは辺野古に移しても危険だ。次の世代に基地の負擔を背負わせるわけにはいかないと話している。

　負擔間基地は宜野灣市に位置し、安全性や騒音の問題により、日本國內(nèi)ではかねてより米國に基地返還を求める聲が上がっていた。2010年5月には、日米両國政府が辺野古地區(qū)への移設(shè)を決定し、昨年末には、同県の仲井真弘多知事が辺野古沿岸を埋め立てて新たに基地を建設(shè)するとの政府の申請を承認した。名護市では今年1月、市長選挙で移設(shè)反対派の稲嶺進市長が再選したものの、政府は関連工事の建設(shè)の手続きを進めている。

　また日本の防衛(wèi)省は同日、釣魚島（日本名?尖閣諸島）から150キロメートルのところにある日本最西端の與那國島で、陸上自衛(wèi)隊沿岸監(jiān)視隊による施設(shè)建設(shè)の著工式を行った。釣魚島を含む東中國海を航行する船舶や航空機を監(jiān)視するのが狙いだ。式に先立ち、現(xiàn)地では同島への監(jiān)視部隊派遣?駐留に反対する人が100人近く集まって集會を開き、同省の関係者と會場周辺でぶつかりあう場面もあった。式に出席した小野寺五典防衛(wèi)大臣は、「島の監(jiān)視?コントロールを著実に強化するのは非常に重要なこと」と強調(diào)した。（編集KS）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月20日